- HOME
- 院長の想い
医院方針
患者さまのことをよく考えたうえで、良好な治療法を選んでいます
診療では、患者さまの症状に応じた治療法を選択するようにしています。例えば、アトピー性皮膚炎の方に塗り薬を処方する場合、毎日使用することになるのは患者さまご自身になります。だからこそ、こちらの気持ちを押し付けずに、塗りやすさや使いやすさ、生活環境を考慮したうえで、患者さまと一緒に選ぶようにしています。塗り薬を処方した後も、こまめに症状を確認しています。
また、塗り薬の使い方に関しても、口頭の説明だけでは限界があり、塗り方によって改善の程度が異なります。そのため、資料をお渡しするほか、「これぐらいの量を、この部分にこのように塗ってください」と、私がご本人に塗って見せたりしています。このようにしているのは親御さまの立場になって考えた結果、実演すればわかりやすいと思ったからです。
私について
アトピー性皮膚炎と気管支喘息で苦しんだ経験を活かして診療
大学時代は免疫療法を学び、大学院ではアレルギーに関する論文を書きました。この道に進んだのは、私自身が幼少からアトピー性皮膚炎と気管支喘息をわずらい、アレルギーに関して興味を持ったことがきっかけでした。
アレルギーといっても色々な症状が出現します。何が原因で起こったのかを突き止めるために、闇雲に血液検査をするのではなく、ご両親にお話を聞いて原因となっている抗原を見つけることが大切です。
食物アレルギーが疑われる場合、食べることをやめたらどうなったか、あえて食べてみたらどうひどくなったかを見ます。また、すべてを排除せず、患者さまがどの程度までその食べ物を食べても大丈夫かを見極めるようにもしているほか、希望により当クリニックで食物経口負荷試験を行います。
アレルギーをただ改善するのではなく、患者さまがより気持ちよく生活を送っていただけるかも考えて、日々診療に励んでいます。
患者さまへの思い
同じ親として、何でも相談してもらえる医師を目指しています
患者さまが、どんなことでも気軽に相談できる雰囲気作りを心がけています。例えば、お子さまが病院を怖がらないよう、笑顔で話しかけたり、赤ちゃんであればおもちゃであやしたりします。
座って話せるお子さまであれば、ご両親から症状を詳しくうかがったうえで、「今はどんな痛みがあるの?」と、どのようなことで困っているのかをご本人から聞き出しています。また、「今から体を診るのでこうしてね」と、なるべくこちらから話しかけて、リラックスしながら受診できるよう配慮しています。
私も子育てをしているので、皆さまのお悩みには共感できるところがあると思います。医師としてではなく、友人の感覚でどんどん相談して欲しいです。今後も「寄り添える診療」をモットーに、邁進していきます。